ナルコレプシーの発症
世界で一番危険な日本人
ナルコレプシーはすべての人種において発症が見られますが、日本人のナルコレプシーの有病率は世界で最も高く、1万人当たり16人~18人(0.16~0.18%)といわれています。
最も低いのはイスラエル(ユダヤ人)で、欧米では1万人に2~6人(0.02~0.06%)だそうです。
ナルコレプシーは検査を受けても異常が見つからないために見過ごされているケースも多く、推定20万人とされるナルコレプシー患者数に対し、実際に治療を受けている患者は約2000人程度になっています。
ナルコレプシー患者の第一度近親者の発症リスクが10~40倍高くなっているため、ナルコレプシーには遺伝的因子が関係しているのではないかとも考えられています。
また、男女では有病率に大きな差がないと言われていますが、病院で治療を受けている患者数で見ると男性の方が高い比率を占めています。
その背景には、男性は女性よりも社会的活動している人が多く、仕事中などにナルコレプシーの症状に悩まされ、「自分は病気ではないか」という自覚が起きやすいこと。また、周囲からも症状について指摘されることが多いためでしょう。
ナルコレプシーの発症年齢は、10代から20代前半に集中しており、特に14~16歳がピークになっています。
このように、ナルコレプシーは10代に発症する場合がほとんどで、中年期以降に発症することは稀と言われています。
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